2021年2月1日の国軍による緊急事態宣言発令後、多くのミャンマー市民が亡くなり、傷つき、拘束されている状況が続いています。
皆様にご心配いただいております当会のスタッフですが、日本人駐在員を含め、現時点では全員の無事と安全が確認できており、引き続き毎日の安否確認を行っております。お心遣い、本当にありがとうございます。
一方、ニュースやSNSでの投稿を見るたびに、本当に心が痛み、また無力感を感じずにはいられません。そんな中、私たちが日本のNGOとしてできることは何か、自問自答を続け、そして一緒に活動をしてくれているスタッフたちとの話し合いを重ねました。
当会は、2003年にミャンマーで活動を開始してから今まで、一貫して「地域住民に寄り添い、地域住民が裨益する活動」を行ってまいりました。この先も、この方針に変わりはありません。
そして、今後もこのような活動や日本国内のミャンマー人支援を続けていくことが、当会にできることではないかという考えに至りました。ミャンマー人であるスタッフたちも、それに同意をしてくれ、「自分たちの役割を果たしていきたい」という言葉をもらいました。
ミャンマーで事業を通して出会った人々の優しさ、笑顔、そして地域の発展にかける熱い想いが、毎日のように思い出されます。皆さんのご無事を祈るとともに、想いを引き継ぎ、活動を継続できるよう努力していきたいと思います。
理事長
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