ミャンマーの観光名所の一つであるシャン州のインレー湖周辺には、およそ15万人の人々が生活しています。水資源としてだけでなく、水中の水草を引き上げて伝統農業に用いたり、水産物を食の糧として自然と人の暮らしは循環し共生してきましたが、発展による生活変容や観光開発により環境問題が深刻化しています。
チン州では昔から移動式焼畑農業を行って農業を営んできましたが、人口増加により自然が再生するサイクルに追い付かず、環境破壊の一端となっています。
収入向上を目指すだけでは自然を破壊してしまいます。生活に必要な資源となる自然が壊れれば人の暮らしにも大きく影響します。地球市民の会では植林活動や環境教育の研修を行い、元来の自然の力と美しさを守りながら、人々が持続的な暮らしを営んでいけるよう活動を行っています。
活動の期間 |
2019年4月~2022年3月
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実施地域
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ミャンマー連邦共和国シャン州・チン州 |
活動内容 |
【環境教育】
環境汚染の原因としくみを理解し、ごみの分別や自然に優しい農法を指導しています。
【植林活動】
【地域資源の商品化】 |
対象者 |
シャン州・チン州の地域住民(農家、女性、青年など)と地域全体
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目指す成果 |
環境問題が更に深刻化することを防ぎ、自然の持つ力と美しさを回復させることにより、人と自然が共生する持続的な暮らしの実現を目指します。 |
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