柳川高校に留学するタイの高校生たちが、夏休み期間に寮が閉鎖され、行き場を失ってしまうのを救済し、将来的な日本とタイの懸け橋になってもらおうと、インターンをしながらホームステイをしてもらうプロジェクトです。

タイの高校生の就労体験事業「Be Family プロジェクト」

タイ新規事業第1弾! タイの留学生にキャリア教育の場を提供します。

本年度の支給を持って終了する、タイの高校生を支援する「地球市民奨学金」。

1990年から続けてきた奨学金を終えると同時に、

当会の国際協力を始めるきっかけとなったタイとの繋がりを切ってしまうのは申し訳ないと、

新たなタイとの連携の形を模索してきました。

そして、その第1弾の企画が決定しました。

その名も

「Be Family プロジェクト」

です。

きっかけは柳川高校タイ中学校とのつながり

 

  【2017年2月に視察した柳川高校タイ中学校】

 

きっかけは、2017年2月に行った、タイ南部のナコーンシータンマラート県にある、

「柳川高校附属タイ中学校」を訪問したことでした(視察報告書はこちらから)。

同校は16年5月に設立され、2017年度は卒業生を輩出していませんが、

同校を運営する「タイ日人材育成協会」を通じ、

約20人が柳川高校(福岡県柳川市)へと留学しています。

寮が閉鎖され、行き場を失ってしまう留学生たち

柳川高校では日本語を使った授業を受けている留学生たち。

しかし、困った問題が一つあります。

それは、夏休み期間に、現在生活している寮が閉鎖されてしまうこと。

行き場を失った彼らは、今までは帰国するしかありませんでした。

しかし、帰国するにも往復の旅費がかかり、

おまけにせっかくの日本語漬けの生活がリセットされ、

夏休み明けには日本語が話せなくなってしまっているという事態に陥っていました。

   【現在柳川高校に在籍するタイ人留学生たち】

 

日本の仕事を体験しながらホームステイするプロジェクト

そこで企画したのが、今回の「Be Family プロジェクト」です。

これは、インターンシップとホームステイがセットになった企画です。

彼らが宿泊できる場として、ホームステイで彼らを受け入れ。

午前中は日本語学校で学び、午後は職場で仕事のお手伝いをするプログラムです。

ただ、約40日間もホームステイを受け入れてもらうのは、なかなか難しい。

そこで、中小企業の経営者宅などでホームステイを受け入れてもらうことで、

職場の仕事のお手伝いをする代わりに、食事と寝る場所を提供してもらおう

という企画になっています。

イメージは「夏休みに親戚の家にお手伝いに来た子ども」。

決してお客さんとしてもてなすのではなく、一人の家族として接し、

夏休みが終わるころには「家族になろうよ」との想いを込めて、

「Be Family」というプロジェクト名をつけました。

将来のビジネスパートナーに投資を!

彼らは、将来的に日系企業に就職する優秀な子どもたちです。

もちろん日本語でのコミュニケーションも問題ありませんし、

寮でもトイレや風呂の掃除から洗濯、アイロン掛けまで、

本当にまじめに取り組んでいるそうです。

現在、少子高齢化により国内の市場は縮小。

将来的に、外国人材を受け入れたり、海外への進出も視野に入れなければいけなくなるでしょう。

そんな際に、親戚同然の子がタイにいたらどうでしょうか?

きっと、彼ら彼女らとは、良いビジネスパートナーになることでしょう。

ぜひ、10年先を見据えた投資と考えて、ぜひ彼らを受け入れてくれないでしょうか?

日本語学校が佐賀市内にあるため、佐賀市近郊の10企業を募集できたらと思います。

お問い合わせ、お申し込みは、yamaji@terrapeople.or.jp(タイ事業担当・山路)までお願いします。

 

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