2015年10月に発生したシャン州内戦の避難民の支援よびかけ
2015年10月に発生したミャンマーシャン州北部の内戦の際、約1万人の一般市民が家を追われ、
避難生活を余儀なくされました。
当会として、以下の支援を呼びかけ、約20万円のご寄付を頂戴しました。
>>いただいた寄付の使途報告
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避難者 |
経緯ミャンマーシャン州北部において、10月10日より政府軍と少数民族軍との武力衝突が発生しています。現在も断続的に攻撃が行われており、寺院や住宅などが破壊される事態も起こっています。7,000人もの一般住民が住む場所を追われ、寺院や学校、また簡易に作られた避難所に避難をしています。(11/14情報)その多くは子どもや女性たちです。現在も避難民は増え続けており、その数は1万人にのぼるとも言われています。 |
避難所のこどもたち |
食糧・衣料・医薬品の不足・・・何も持たず逃れてきた住民たちが徐々に避難所に集まってきています。5~6地域にある避難所では、ボランティアや寺院から食糧が支給されていますが、とても足りる量ではありません。 非常事態のため、周辺地域での食糧の調達も困難になっています。また、人々は着の身着のままで避難をし、衣服や薬も足りていません。避難している方には高齢者やこどもも多く、これから非常に冷え込むシャン州で、健康が懸念されます。 |
食糧が足りていない |
TPAの緊急支援今回内戦がおこっている地域は、TPAの活動地であるタウンジーからわずか北へ150kmほどの場所です。 この避難所にも政府の支援は入っておらず、地元ボランティアが動いているけるだけです。 今回、このような多くの方が辛く困難な避難生活を強いられる中、TPAとしても彼とともに人道支援を開始することにしました。 是非、皆様のご支援よろしくお願いいたします。 |
彼女は避難中に出産した |
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